知られざるエルメスの世界
エルメスの創業
エルメスは1837年に創業した。フランスのブランドです。今でこそバッグで有名なブランドですが、創業当初は馬具工具専門のブランドでした。当時はすでに鉄道が敷かれていたものの、もっぱらの交通手段は馬車でした。また鉄道が敷かれていたとはいえ、動力源は馬です。エルメスが生み出す馬具は、当時もっとも求められていたアイテムと言えるでしょう。
しかし馬車の時代はそう長くは続きません。そこでエルメスが次に目を付けたのが、バッグだったのです。
万馬奔騰の勢い!
バッグを生み出して以降のエルメスは、まさに万馬奔騰の勢いがありました。馬具作りを応用したバッグは、大ヒット!またバッグにファスナーをつけるという、当時としては画期的なアイデアを実現させました。
そして1927年には、腕時計へと参入します。無駄を徹底的に排除しシンプルにこだわったエルメスの腕時計は、たちまち大人気となりました。そして腕時計参入と同時期に、ジュエリーにも足を踏み入れたのです。
エルメス初のジュエリー
エルメスが初めて手掛けたジュエリーは、レザーのストラップにシルバーの”くつわ”をあしらったブレスレットです。馬具作りをルーツにもつ、エルメスらしいアイテムと言えるでしょう。ジュエリー参加のきっかけとなったのが、アンカーチェーンです。当時のトップは、海へよく遊びに出かけていました。海でトップが見かけたのは、船を港に繋げているアンカーチェーンです。
トップは、アンカーチェーンモチーフのブレスレットを思い浮かびジュエリーへと参入したのでした。
エルメスの結婚指輪
エルメスには、結婚指輪の取り扱いもあります。海外ブランドが扱っている結婚指輪の多くは、ド派手デザインが主流。でもエルメスに限っては、実用性の高いデザインが揃っています。ビジネスの場で指輪をつけても、違和感なく使えるでしょう。
値段もそこまで高いものではなく、安いものならば1つ12万円弱で購入可能です。エタニティ仕様の結婚指輪でも、価格は100万円下回ります。